使えば使うほど馴染んできて、味わいも増してくるのが本革シートの魅力ですよね。
今回はそんな本革シートメンテナンスのやり方についてご紹介します。
▼この記事の目次
本革シートが劣化するとどうなるのか?
本革シートの劣化でよく見られるのは、表面のこすれ・ひび割れです。
表面のこすれがなぜ起こるのか、それは乗降の際に体重がシートにしっかり乗った状態が続くきます。特に乗降時に体とこすれ合うことが多いサイド部分は、劣化が最も目立ちます。
その他にも、しわ・へたり・硬化・縮みなど、劣化には様々なパターンがあります。
メンテナンス不足の劣化は皮シートの場合余計に古い車感が出てしまします。
そんなことになる前に日々のメンテナンスを行い、劣化を防ぎましょう。
間違ったメンテナンス方法は?
車の皮シートは耐久性を高める為にウレタン樹脂による表面コーティングが施されているので家庭用ソファーのクリーナーや保護クリームを使用してしまうと余計にシートを劣化させてしまう可能性があるので注意しておこう。
正しいメンテナンス方法
じゃあどうやって車の皮シートのメンテナンスを行えばよいかというと
使用するもの:掃除機(ほうきでも可)・タオル・水の入ったバケツ
①「掃除機をかける」
タオルで水拭きや乾拭きをいきなり始めるのはおすすめしません。
先に砂埃りやゴミを取り除かないとタオルで拭く際にシートのコーティングが剥がれる原因になり、そこから汚れや傷、その他の劣化を起こしてしまうためです。
掃除機をかける時の注意点としては、あまり強く掃除機を当てないようにすることです。
②「硬く絞ったタオルで拭く」
しっかり絞ったタオルで、水拭きをします。革シートは水を嫌いますので、余分な水分を残さないように、硬く絞ったタオルを使用してください。
最後に乾拭きで水分をしっかりとふき取ることも忘れないようにしましょう。
※汚れが強い場合でも、ゴシゴシと力を入れず、丁寧に拭くように気を付けてください。
これだけで日々のメンテナンスを大丈夫です。
ひどい汚れなどが残っている場合はプロのリペア業者に依頼をした方が良いでしょう。
プロの手を借りずに自分できれいにしたい場合は、車の本革シート専用のクリーナーを使うのもひとつの手です。
おすすめクリーナー
①レザークリーナー レザークリン150ml
②SONAX エクストリームレザーケアフォーム
③ウェットクロス 本革シートクリーナー
まとめ
本革シートを長持ちさせるコツは、日々のメンテナンスです。
メンテナンス自体もそんなに難しいものではないので、時間がある時にメンテナンスを行いましょう。
※紫外線は、本革にとって天敵ですので、日光対策も行うようにすると革の劣化を更に防ぐことが出来るので保管場所も考慮してあげて下さい。
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